ホームページ制作

セールス力のある成約率の高いホームページを作ろう!

セールス力が抜群のホームページという考え方

せっかく集客しているのに「申込がない」「お問い合わせがない」そんな状況なら原因はこれです。成約率の高いホームページとは、たった1回のサイト訪問で、お客様からお申し込みやご注文がもらえる確率が高いホームページのことです。

今、世界には10億を超えるホームページが存在すると言われています。このような状況の中では、1人の見込み客が何度も自分のホームページを訪問してくれる確率は低いと言えます。むしろ、良いと思わなければ別のホームページを訪問する可能性のほうが高いでしょう。

なぜなら、ホームページの訪問者は、数あるサイトの中から、比較し、納得し、安心できるサービス・商品を早く見つけたいと思っているからです。だからこそ、見込客に対して、あなたのサービス・商品を魅力的に分かりやすく見せ、「ここに決めた!」と思ってもらえる成約率の高いホームページを作るべきなのです。


 

人は「感情」で興味を持ち「理屈」でモノを買う生き物

成約率の高いホームページとは、「最新のインターネット技術」を搭載したサイトのことではありません。「購買心理」を熟知していること。これが、成約率の高いWEBサイトに必要な一つの要素のひとつです。

あなたがショッピングで物を選ぶとき、どんな心理プロセスをたどっているでしょうか。今度買い物をするとき、ぜひ一度、自分の心理プロセスを客観的にながめてみてください。きっと次のようなプロセスをたどっているはずです。

はじめから「これを買う!」と決意している場合は別ですが、商品を見た最初の段階では、頭で考えて良し悪しを判断しているのではなく、直感で「あ、良さそう!」「なんか気になる…」と判断しているのではないでしょうか。つまり、理性ではなく、感情が動かされていることが多いのです。
そして、「よし、この商品を買おう」と財布のひもを緩める段階では、今度は感情ではなく、理性が働いています。商品の値段は妥当か、品質はしっかりしているか、信頼できる会社かなどを理屈で判断します。

こうした「購買心理」を、WEBサイトにも適用するのです。


 

競合他社に負けない強み? なければ作り出せ!

あなたの会社・商品・サービスの強みを何個でもいいので、挙げてみてください。

  • スピード
  • 価格
  • 品質
  • 技術
  • サポート体制
  • 実績
  • 地域
  • 人材
  • 実績

などなど。

強みが出尽くしたら、それに優先順位をつけてみてください。顧客の目線で順位付けするのがコツです。例えば、自動車修理なら「価格」「品質」「早さ」「地域」が優先順位の高い強みになるでしょう。

例えば、宅配ピザを展開するドミノ・ピザは、「配達スピードの速さ」という強みを明確に打ち出すことで、大きく売上を伸ばしました。具体的には、見込み客に「熱々のピザを30分でお届けします。間に合わなければ無料にします」と宣伝したのです。

物置メーカーの稲葉製作所は、「頑丈さ」という強みを明確に打ち出しています。それを世間に知らしめたのが「100人乗っても大丈夫!」という、あのおなじみのCMです。

これらの企業のように、自社の強みを明確できるセールスポイントは何か、どこにあるのか、WEBサイトを作る前に徹底的に考える必要があります。
「そんなことを言われても、他社に勝てるような強みなんかどこにもないよ」とおっしゃる方もいます。でも大丈夫です。強みがないなら、作ればいいのです。

例えば、あなたが水漏れ工事業者で、「顧客のもとに駆けつける早さ」を売りにしたいのなら、30分で現場に急行するサービス体制を整えるのです。全国を30分で駆け付けることはできませんが、事務所がある市区町村だけなら可能かもしれません。対応できる範囲を地域に絞り込む、他社が手を抜きがちなところをしっかりやるなど、「これならどこにも負けない」という自社のいいところを見つけ出しましょう。

私がWEBサイトを制作した会社の中にも、私と話をしている最中に、自社の強みを見つけ出したり、目指すべき強みに気づいたりするところか何社もあります。社内で話し合っているだけでは見えてこない強みも、第三者と話すことで見えてくることがあります。自社の強みを生かした経営へと舵を切るいい機会だと思って、取り組んでみてください。